2018年4月17日火曜日

『柳家小三治の落語1」(柳家小三治)読みました。


近々読み返してみようかな、
と思っているのが
星新一さんのショートショート群です。

1000作品はあるって
聞いた覚えがあるけど、
たぶんそのほとんどを中学生の頃、
かじりついて読んでました。

それから40年ほどたった今、
もはや中学生の気持ちに
戻ることはないと思いますが、
何を感じるのか、もしくは感じないのか、
試してみたいと密かに企んでいるんです。

企みを達成できた暁には、
この場でまた紹介するってことにして、と。

えーと、
そのショートショート群の中で、
今でも印象に残っているお気に入りの話が
「おーいでてこーい」です。

ネタバレで恐縮ですが、
ストーリーを言っちゃいますね。

何を投げ入れても、
吸い込んで出てこない穴が見つかって、

それりゃいいってんで、
不要なモノを何から何まで
そこに放り込んじゃった。

やがては核のゴミなんて
とんでもないモノまで。

そうして地球がきれいになったある日、
一番最初に穴に投げ入れた小石が、
空から落ちてきた。

で、この『柳家小三治の落語1』。

収録されている演目の中に
「堪忍袋」って噺がありました。

我慢ならないことがあると、
その袋の中に不満をぶちまけ、
すっきりして笑う、ストレス解消袋。
長屋の皆がそこに怒鳴り声を放り込むんです。
やがて袋はパンパンに膨れあがり
ついには破裂してしまう。

「おーいでこーい」の元ネタ、みーつけた。





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2018年4月12日木曜日

『人生ごっこを楽しみなヨ』(毒蝮三太夫)読みました。


だいぶ前、
NHKの『真剣10代しゃべり場』って番組に
立川談志さんが出演していました。

題名の通り若者たちが討論する内容なんだけど、
談志さんがゲスト的に招かれていたんです。

しばらくは、おじさん一人と若者十人くらいで、
それぞれ意見を述べ合っていたんですが、

そのうち談志さんが、
若いヤツらの理路整然とした論調に
かなわなくなってきて、とうとう

「俺を誰だと思ってるんだ。
 立川談志だぞ」

とか言って、
スタジオから出ていちゃったんです。

びっくりした若者たちは、
控え室に戻った談志さんの所まで行き、
すみませんでしたと頭を下げ、
何とかなだめて収録の場所まで
戻ってもらった。

ぼくはそれを見て
「若者のほうがよっぽど大人じゃん」
とテレビに向かってつぶやいてました。

で、この『人生ごっこを楽しみなヨ』。

もう亡くなった立川談志さんと友だちだった
という毒蝮三太夫さんの本。
あちこちに談志さんの話が出てきて、
そのたび、
しゃべり場の退場シーンを思い出していました。





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2018年4月10日火曜日

『アルテミス(下)」(アンディ・ウィアー)読みました。


前にも書いた覚えがあるけど、
気にせずネタを使い回しします。

と、前置きして……

えーと、たしか永六輔さんが
ラジオか何かで言っていたこと。

過去に経験した悲惨な境遇を語り継ぐため、
あちこちに講演して回っている人の話です。

その人は、元来、口下手だったから、
講演を依頼された一番最初のときは
出来ないと言って断ったんだそうです。

でも、若い世代に伝えるべきだと説得され、
やっと重い腰を上げ、
大勢の前で話す決心をつけた。
(ごめんなさい。
 肝心の話の内容は、「戦争体験」だったのか
 自然災害の「被災体験」だったのか、
 もしくは全然別物か、
 そこら辺は忘れちゃったんです)

んでやっとこさ登壇すると、
もともと弁は立たない上に、緊張も加わって、
あっちつっかえ、こっちつっかえの、
しどろもどろの超訥弁になっちゃった。

が、しかし、ところが。
聞いていた人はみんな感動して
スタンディングオベーション100%的な
反響が返ってくる。

その人は、それを期に
何度も講演をこなすようになり、
場数を踏んで度胸もつき、
話も流暢にできるようになっていき、
著名人の永六輔さんとも
話しをする機会ができた。

そこで、その人が永六輔さんに言ったのが、
「何十何百と講演をした中で、
 一番共感を得られ、理解されたと思えるのは、
 最初の1回目でした。
 話がうまくなるに従って、
 聴く人の気持ちはどんどん離れていくように
 感じるんです」

慣れてない素人状態のほうが、
人を感動させられる……。
なんとなく、わかる気がします。

で、この『アルテミス(下)』。

前作がデビュー作で、これが2作目とのこと。
……面白かったです。
面白かったけど、
「うまくなるに従い、受ける側はダレていく法則」を
思い出してしまいました。





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2018年4月5日木曜日

『石上三登志スクラップブック:日本映画ミステリ劇場』(石上三登志 著/原正弘 編)読みました。


このところ
(と言っても前2回についてですが)
十年以上前に取材した人格者の話とか、
映画学校時代の小ネタなど、
過去のことばかり取り上げている気がします。
なので、今回もそうしようかと…。

まあ、年齢が年齢だけに、
ノスタルジックな気持ちに流れやすい
ということでご勘弁ください。

ですので、
もう30年以上前の映画学校時代のこと。

1年次のクラスの終わり頃、
学級文集みたいなのがつくられました。

(とはいえ、どういうわけか、ぼくは、
 その出来上がりを見た覚えがないんです)

文集制作の中心になって動いていたのが、
原さんという人でした。

出来上がりを見てもいないに、
なぜ原さんが世話役だと覚えているかというと、
ぼくの書いた文集用の原稿を、
原さんに渡した記憶があるからです。

最初に渡した原稿は、
「この1年間、楽しかったです。
 どうもありがとう」
みたいなたった2〜3行でした。

でも、それを受け取って読んだ原さんが、

「お前は、2年で演出ゼミに行くんやろ。
 こんなんだけで済ますんかい」

と、それを突き返してきたんです。

ぼくは「わっ怖っ!」って思いつつ、
「格好いい人やわぁ…」と、
密かに憧れの気持ちを抱いてしまった。

なので、それからうちに帰って、
もうちょい長い文章をゴリゴリ書いたんです。

で、この『石上三登志スクラップブック:日本映画ミステリ劇場』。

企画・編集されたのが、
なんと、その原さんなのでした。

やっぱさすが。やる人はやりますわ。
本のつくりも緻密だし。
あとがきなんかの文章もうまいし。
何より、中身(石上さんの評論)が面白い。

今さらですが原さん、
文集にやる気のない原稿を提出してしまい、
すみませんでした。





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2018年4月3日火曜日

『小説 映画ドラえもん のび太の宝島』(涌井学)読みました。


かなり昔、あの大林宣彦監督に
インタビューしたことがありました。

(何の取材だったのかは忘れてしまい、
 でもそれは確か、きちんと形にはならずに、
 企画自体がお蔵入りしてしまったような
 気がするんです。モノができていたら、
 忘れないと思うから…)

何をテーマに話したのか、
全体の流れも記憶はおぼろげなんですが、
大林さんが言ってくれた一言だけは、
今もクッキリ頭の中に残ってます。

それは、
「ぼくは基本的に口を出さないからね」
ってこと。

取材して書いてくれた文章には、
固有名詞に誤字があるとか数字が違うとかの
事実関係が明らかに間違っている場合を除き、
ダメ出しはしない。

だから安心して書いてほしいって。

大林さんの言ったことをもとにして
書くんだけれど、出来たモノは

「自分の作品じゃなく、あくまでも
 書いた人の作品だからね。
 ぼくが口を出すのは、おかしいから」

それ聞いたときはもう、
全身鳥肌ものでした。
人間の出来が違うなって。

で、この『小説 映画ドラえもん のび太の宝島』。

本のクレジットには
脚本(川村元気)と著者(涌井学)の名前が
並んでいました。

そこで、大林監督のことをふと思い出し、
原案をつくっただろう脚本家は、
文章を仕上げた著者に対し、
基本的なダメ出しはしてないだろうなと
勝手に想像しちゃいました。

まあ、それが成功するときもあれば、
失敗のときもある、と。





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2018年3月29日木曜日

『アルテミス(上)』(アンディ・ウィアー)読みました。


昔々通っていた映画学校で
200枚だか300枚だかの
長編シナリオを書かなきゃいけない
宿題がありました。

宿題というか、
進級するための必須項目というか。

今となっては、自分が何を書いたかも、
おぼろげにしか浮かんでこないのですが、
なぜか、覚えていることがあります。

やっとこさ書き上げて、それを学校に出したあと、
やはり同じ日に提出にきた友だちとの会話です。

その兄さんが、

(誰だか忘れちゃったのですが、
 たしかぼくより年上だった気がするので、
 とりあえず「兄さん」に)

「お前のには死人が出てくる?」
と聞いてきたんです。

「えっ、ああ、まあ……出しちゃってます」
「そうだよな、やっぱ殺人がないと
 ストーリーにならないもんな」

それ聞いて、
ぼくはなぜだか「次は、殺人なしの話にしよ」
って思ったんです。次の長編シナリオなんて
書いてないですけどね……。
と、これがなぜか覚えているエピソード。

で、この『アルテミス(上)』。

今のとこ、上巻を読み終わっただけ。
同じ著者の前作『火星の人』には
殺人は出て来なかったですよね。
……うーん、今回はそうきたか。
下巻を読まずにはいられない展開でした。





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2018年3月27日火曜日

『何かが道をやってくる』(レイ・ブラッドベリ)読みました。


前回、スティーブン・キングさんの
オマージュ作品について書きました。

それ知ったのは、
ちょっと前に読んだキングさんの
『死の舞踏』で著者自身が
明かしていたからです。

『死の舞踏』は、
自分の作品についての
裏話的なネタを織り交ぜながら、
たくさんのホラー作品を紹介する本でした。

そこに出ていた本の中で
「まず読まなきゃ」と思ったのが、

『フランケンシュタイン』
『吸血鬼ドラキュラ』
『ジキル博士とハイド氏』の3冊。

前に、書きましたね『ジキル〜』のとき。
そんで、フランケンとドラキュラも
続けて読みますって宣言したような……。

この3冊は、
キングさんがホラーの基本三本柱みたいな
位置づけにしてたんです。
もちろん、3冊とも買ってはいます。
まだ、2冊目に手をつけていないけど。

で、この『何かが道をやってくる』。

実はこれも、
キングさんオススメ本の1冊なのでした。

なぜかタイミング的に
基本三本柱より先に読み終わっちゃった。

三本柱のうちどの系統に該当するのか、
今考え中です。
つーか、先にその3冊の残り2つを
読まないと、わかないか。






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2018年3月22日木曜日

『ギャグ・マンガのヒミツなのだ!』(赤塚不二夫)読みました。


スティーブン・キングさんの『呪われた町』は、
19世紀末に書かれた小説『吸血鬼ドラキュラ』の
オマージュだったと、つい最近知りました。

つい最近じゃなくて
もうちょっと前から知ってたのは、
小野不由美さんの『屍鬼』が、
キングさんの『呪われた町』を
下敷きにしたってこと。

つまりは、
『吸血鬼ドラキュラ』
→『呪われた町』
→『屍鬼』
というふうにつながっている。

面白い話をつくれる人って、
みんな独創的な想像力を持っていて、
誰も思いつかないような発想をもとに
ストーリーを組み立てていくもんだと、
長いこと思っていたのですが、
一概にはそうとも言えないんですね。

過去から読み継がれてきた作品を
自分の中でかみ砕いてお手本にしてる。

森見登美彦さんの『四畳半神話体系』も、
最初は『リア王』をもとに書き始めたって
聞いた覚えがあるし。

で、この『ギャグ・マンガのヒミツなのだ!』。

「赤塚不二夫さん、お前もか!」でした。
一時代を築くような人は、やっぱみんな
勉強、研究してるんですね。





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2018年3月20日火曜日

『ミレニアム5 復讐の炎吐く女(下)』(ダヴィド・ラーゲルクランツ)読みました。


平日はほぼ毎朝、
スポーツジムでシャワーを浴びます。

同じジムに、いつの間にやらもう7年。

その時間帯に利用してる人の顔ぶれも
だいたい同じで、そのうち何人かとは
挨拶程度の言葉を
交わすようになっています。

でもね。
誰一人として本名を知らないんです。
ぼくの社交性のなさは筋金入りですから。

つっても、自分の頭の中では、
失礼ながら、それぞれの人に
呼び名をつけています。

パッと思い出した順にあげてみると、
サリーちゃん、よし子ちゃん、すみれちゃん
(すみれちゃんだけ女性。あとは、おじさん)
ねずみ男、ぬらりひょん、子泣き爺、
猫娘、メルモちゃん
──ここまでは、マンガのキャラクターだけど、
そうじゃない人もいます。

カマキリの動きを想像させるカマちゃん、
和装したら似合う(見たことないけど)アネゴ、
小学校の時に運動神経抜群で男子顔負けの
元気ハツラツお嬢ちゃんだった山崎咲子。
仮面ライダーに出てきた死神博士もいる。

で、この『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女(下)』。

主人公のリスベット・サランデルは、
背中に龍のタトゥーを入れた怖い女の子。
ジムで、ぼくがそう呼んでいた彼女は、
もう2、3年ほど前から、
姿を見せなくなりました。引っ越したのかな。

あ、物語は面白かったですよ。





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2018年3月15日木曜日

『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女(上)』(ダヴィド・ラーゲルクランツ)読みました。


読む本を選ぶ基準は、
特にありません。

新聞の広告で良さげな内容だと
思ったものとか、
ネットその他の媒体に載っていた
書籍紹介の引きのあった言葉とか、
読んだ本の中に書いてあった参考文献とか、
人からのオススメ本なんてものあります。

あ、あとは定番で読んでる作家の
新刊本もありますね。

そうして選んだ本のうち、
一冊たりとも、読む前から
「つまらないだろうな」と
わかっている作品はありません。

過剰な期待は持たないまでも、
どこかしら面白そうだと思って
買うんだし、読むんだし。

それなのに、ああ、それなのに。

なぜに、いくらページをめくっても
興味が湧いてこない本、
一生懸命文字を目で追っているのに
頭の中にすんなり入ってこない本、
1ページごと、いや、
3行ごとにアクビが出てきてしまう本、
なんかが登場するんでしょうか。

いや、登場するのはいい。
いいんだけど、
重ならないでほしいんです。
なぜ重なるの。

「菊池にとって面白くない同盟」は
結成しないで、
3カ月に1度程度の単発登場にしてくらさい。

で、この『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女(上)』。

「菊池にとって面白くない同盟」を
蹴散らしてくれた本。
続けて下巻を読めば、
蹴散らされたヤツらは、
当分戻ってこないだろうと思います。





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2018年3月13日火曜日

『モノに心はあるのか』(森山徹)読みました。


黒澤明監督の『素晴らしき日曜日』では、
スクリーンの中にいる女優が、
映画を観ている観客に向かって
「拍手をしてほしい」と、
呼びかけるシーンがありましたよね、たしか。
(と、ぼくも、この文章を読まれている方に
 呼びかけてみました)

そんとき、ぼくは、
「おいおい、ぼくに言ってるのかよ、
 ちょっとやめてよ、照れるじゃん」

ってどきまぎして、拍手はおろか、
ただモジモジしていただけでした。

苦手なんですよね、ああいうの。

あの映画は極端な例かもしれませんが、
映画じゃなく、文章だと、
わりと普通に呼びかけ手法は使われるようです。
(さっき、ぼくも使ったし)

読む人が限定されない
新聞や雑誌、書籍なんかのパブリックな文章でも、
「読者の皆さんは、こう思うでしょう」とか
「ご存じですか」なんかはよく見かけます。

さっき、自分も冒頭でやってはみたんですが、

実はぼく、
ほかの人が書いたパブリックな文章で、
あれ、やられるのが、やっぱ苦手なんです。

『素晴らしき日曜日』みたいに、
どぎまぎむずむずしてきちゃう。

「読者の皆さん」って、
三人称的な言い方でもモジモジするし、
ましては「君は」とか「あなたは」
なんて言われたときは、
顔真っ赤にして読んでると思います。

そんな状態で本を読むのは、
なるべく避けたいです。

で、この『モノに心はあるのか』。

呼びかけ手法、多用してました。





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2018年3月8日木曜日

『日本語 笑いの技法辞典』(中村明)読みました。


ニュース番組のスポーツコーナーで、
何かの競技で活躍した
(何の競技だか忘れましたが)
注目の人気選手が
(誰だか忘れましたが)
インタビューに答えていました。

受け答えの中に出てきた
その人気選手の座右の銘は、
監督かコーチに言われた
「練習は裏切らない」
なんですって。

ほいで、それ聞いたとき、
バドミントンをやっていた高校時代を
思い出たんです。

中学からずっと部活を続けて、
高校2年のはじめくらいとき。

それまでは、
テレビに出てた人気選手みたいに、
練習をすればするだけ、
上手くなっていく感じがありました。

シャトルを打たなくても、
素振りだけ、走り込みだけ、筋トレだけ、
そんな練習でも、昨日より今日のほうが、
ちゃんと球に追いつけたり、
狙ったコースに打ち返せたりできた。

でも、その高2のときは、
どんだけ練習しても、
何かが身についた感覚がなく、
逆に何日かサボったあとのほうが、
前よりも成長しているように思えました。

あのときは、
練習に裏切られたように思えて
仕方なかったんです。
生意気なようですが、いわゆるスランプって
ヤツだったんでしょうかね。

それでも、後から考えて、長い目で見れば、
そのときのトレーニングも役に立っていたと、
今さらながら感じてはいるんですけどね。

で、この『日本語 笑いの技法辞典』。

今じゃなく、長い目で見て、
何年か経ってから振り返って、
感想を書くのがいいみたいです。





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2018年3月6日火曜日

『日本語のへそ』(金田一秀穂)読みました。

最近はみんな、
本を読まなくなって嘆かわしい。
読んでいるとしても
必要に迫られて仕方なくの実用書か、
さもなくば自己啓発本だからなあ
……ってことが、
どこに書いてあったのか、
もくしは、どこの人が言ったのか、
確かな記憶はないんですが、
とにかくそんなフレーズが
ぼくの頭の中に残っています。

もしかしたら、
ぼく自身がそう考えていて、
他の人から聞いたように覚えている可能性も、
なくはないんですが、
……いや、やっぱり、ない。

だって、
別に無理して本を読むこともないし、
自己啓発本を読んで
「成功をつかみ取るぞ」って
考える人がいてもいい、
なんて普段から思ってますから。

で、この『日本語のへそ』。

とはいえ、
やっぱ自己啓発本は必要ないな。
少なくともぼくには。
ってなことを思ってしまった本でした。
もっと日本語の成り立ち紹介に
よった内容だと勘違いしてたから。

そうはいっても、
「すいません」
「ありがとう」
ごめんなさい」
の使い分けは面白かったです。
というか、知らなかったです。




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2018年3月1日木曜日

『九紋龍 羽州ぼろ鳶組』(今村翔吾)読みました。


文芸評論家の池上冬樹さんは、
数ある〈小説のつくり方〉的な本の中で、
ディーン・R・クーンツって人の
『ベストセラー小説の書き方』が
いいといっています。

(ぼくはまだ読んでいません。
 だから面白い物語がつくれないんだな……。
 なので、今、次期購入本リストの中に
 書き加えました)

読者ぐいぐい引き込みのアクションを
最初の数ページから、
盛り込まないとダメだとか、

主人公を徹底的にイジメ倒すとか、

そのイジメを、御都合主義じゃなく
納得させる形で乗り越えさせるとか、

そんなことが、
そのクーンツさんの本に書いてあるそうです。

(クーンツさんにはその他にも
 たくさん売れている小説があるみたいですが、
 そんなのもぼくは1冊も読んでません。
 だからか…)

で、この『九紋龍 羽州ぼろ鳶組』。

その池上冬樹さんが解説を書いてました。
解説に、クーンツさんの
『ベストセラー小説の書き方』で
言っていることを、
そのまま実践できているのが
この『九紋龍』だみたいなことを書いてました。

確かに面白いモンな。
売れるだろうなこの本。売れてるのか。





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2018年2月27日火曜日

『ジキル博士とハイド氏』(スティーヴンソン)読みました。



前回はスティーヴン・キングさんの
『死の舞踏』が、やたら大作すぎて
読むのにかなり時間がかかった
(けど面白かった)ってこと書きました。

基本は怖い小説や映画の解説本なんですが、
その本の中で何度も言及される小説が
3つありました。

ホラーのジャンルに含まれる作品は、
今では数え切れないほどごまんとあるけれど、
もとをたどれば、その3つの物語に行き当たる、
みたなことを言ってるんです。

3つは、どれも1800年代に書かれたもので、
一番古いのはメアリー・シェリーの
『フランケンシュタイン』。

どうでもいいけど、
フランケンシュタインって怪物の名前じゃなく
怪物をつくった博士の名前だったんですね。
誤解していました。
だって、『怪物くん』でも、
あれはフランケンって呼ばれてるし。
原作では怪物には名前はないみたいです。
今度、読んでみます。

もう一つは、やっぱり誰もが知っている
ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』。
キングさんの『呪いの町』も、そのオマージュだとか。

で、この『ジキル博士とハイド氏』が、その3つ目。

昔読んだ気もするけど、読んでいない気もする。
いずれにしても今読み終えたことは確かです。
これから、残りの2冊読んでいきます。
最初にこれにしたのは、一番薄かったからです。
キングさんの本はとても厚かったので。





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