美味しいなって思う食べ物も
2種類に分類できます。
ちょっとだけ食べるのがいいモノと、
ちょっとじゃ物足りないモノ。
ちょっとがいいのは、例えば梅干しとか。
お菓子類なんかも、そうかな。
いくら美味しい梅干しでも、
一度にたくさん食べたらうんざりしちゃう。
逆に、いっぱいないとヤなのが、チャーハンとか。
主食系のものですね。
一口食べて思わず「おいしー!!」
って叫びそうになるチャーハンが、
その一口しかなかったら、
食べなかったほうがいいかもって思えちゃう。
本にも同じようなことが当てはまります。
梅干しパターンは、
ネタ的に分量的に、少しで満足する本。
そんな梅干し本が、だらだらくどくどだった場合、
読み始めてすぐは「わーっ、これ美味しい」と思うけど、
半分もしないうちに、すぐお腹いっぱい。
んで、チャーハンパターンは、
いつまでも読んでいたい本。
このチャーハン本がぺらぺらかすかすで終わっちゃうと、
せっかく美味しいのに、逆にいらいらしちゃいます。
で、この『クラウドクラスターを愛する方法』
美味しいからたくさん食べたいチャーハン系でした。
でも、残念ながら、ぼくには量が足りなかった。
ダイエットはしていなので、
もうちょい詰まっていて欲しかったです。