2017年9月8日金曜日

『パーマネント神喜劇』(万城目学)読みました。


お寺や神社にお詣りに行って、
お賽銭を出してお祈りするとき、
ぼくは大抵
5秒くらい手を合わせるだけで
済んでしまうんです。

心の中で何かお願い事を唱えれば、
そんな一瞬では終わらないんだろうけど、

その願掛けすることが、
おこがましいというか、厚かましいというか、
何だか神様や仏様に対して
失礼なんじゃないかって思っちゃう。

特に激混みの初詣のときなんかは、
「こんなにたくさんの人が、
 一度に願い事を言ったら、
 いくら神様だったパンクするだろ」
などといらぬ心配をしてしまう。

だからぼくは、
手を合わせたとき「こんにちは」とか
「あけましておめでとうございます」とか
の挨拶だけ胸中でつぶやいて
賽銭箱の前から下りてきちゃうんです。

でも
それはそれで逆に失礼なのかもなって、
最近は考えるようになって
……まあ、
自分の中でどうするのが正解か、
結論は出ていないので、
当分は挨拶だけで済ませるでしょうが。

で、この『パーマネント神喜劇』。

お願い事をされる神様のお話。
ぼくも一度このテーマで
物語をつくってみようかな。
そうすれば、結論が出るかも。




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