2017年12月14日木曜日

『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』(井上ひさし他)読みました。


少し前『校閲記者の目』という本を読んで
感想文もどきを書きました。

例によって、そこには
本の内容とはまったく関係ない
友だちの話を書いています。

今頃になって懺悔しちゃうと、
その友だちは、実在する人物ではなく、
何人かの友だちを組み合わせて
ぼくが頭の中でつくったキャラなんです。
すみません。
(あ、そういうことよくあるので、
 今後も、ぼくの言動をまるまる
 鵜呑みにするのはお控えください。
 書いていると
 盛っちゃうんですよね、つい)

えーっと、
長くなっちゃいましたが、
今回は、その盛り話を、
まるで本当のように語ったことへの
謝罪をしようと思ったんじゃありません。

その架空友だちの言った話が、
間違っていたと言いたかったんです。

架空友だちの発言を簡単にいうと
「〈鼻くそをほじる〉は誤りで
 〈鼻の穴をほじる〉が正解」ってこと。

それなんですが……
今更のようにぼくがいうのも何ですが、
なんと、日本語ではありなんだそうです。

助詞の「を」は、
結果を伴うってルールがあるみたい。

「水を沸かす」じゃなく、
水をわかした結果の「お湯」を伴って
「お湯を沸かす」。

地面じゃなく「穴を掘る」
米じゃなく「飯を炊く」。

だからほじった結果の〈鼻くそ〉は
正解なんです。

で、この『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』。

そんな日本語のことなんかが
書いてありました。





**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら
**********************