2018年2月1日木曜日

『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(今村翔吾)読みました。


子どもの頃って、
内容が面白いとかキャラクターが格好いいとか、
そんな細かなことに関係無く、
ただアニメってだけで、どんな番組でも
楽しく食い入るように観ていたような気がします。

大人に叱られたり、
友だちに意地悪されたりして、
べそをかいてるときでも、

テレビで漫画の絵が動いていると、
瞬時にそれまでのしぼんだ気分も忘れ、
じっと画面の前で
ストップモーションになっちゃう。

あれって、なんででしょうか。

電車の中で、
ぐじぐじと駄々をこねている幼児の前に、
お母さんがスマホに映した
アニメ動画を持っていくと、
コンマゼロ秒で大人しくなるって場面も
何度か見かけました。
あれって、なんなんでしょう。

で、この『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』。

アニメに対して感じた
子どもの頃の気持ちみたいに、
ただそれだけで面白かった。

構成がどうだとか、
人物造形がどうだとか、
そんなことは、どうでもよくなっちゃいました。





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