平日はほぼ毎朝、
スポーツジムでシャワーを浴びます。
同じジムに、いつの間にやらもう7年。
その時間帯に利用してる人の顔ぶれも
だいたい同じで、そのうち何人かとは
挨拶程度の言葉を
交わすようになっています。
でもね。
誰一人として本名を知らないんです。
ぼくの社交性のなさは筋金入りですから。
つっても、自分の頭の中では、
失礼ながら、それぞれの人に
呼び名をつけています。
パッと思い出した順にあげてみると、
サリーちゃん、よし子ちゃん、すみれちゃん
(すみれちゃんだけ女性。あとは、おじさん)
ねずみ男、ぬらりひょん、子泣き爺、
猫娘、メルモちゃん
──ここまでは、マンガのキャラクターだけど、
そうじゃない人もいます。
カマキリの動きを想像させるカマちゃん、
和装したら似合う(見たことないけど)アネゴ、
小学校の時に運動神経抜群で男子顔負けの
元気ハツラツお嬢ちゃんだった山崎咲子。
仮面ライダーに出てきた死神博士もいる。
で、この『ミレニアム5 復讐の炎を吐く女(下)』。
主人公のリスベット・サランデルは、
背中に龍のタトゥーを入れた怖い女の子。
ジムで、ぼくがそう呼んでいた彼女は、
もう2、3年ほど前から、
姿を見せなくなりました。引っ越したのかな。
あ、物語は面白かったですよ。
**********************
当ブログ執筆担当・きくちが書いた本はこちら。
**********************